地形図
最も見慣れた地図です
地形図とは、道路などの構造物から山、川までその土地の情報を一様に盛り込んだ最も一般的な地図です。全体の形状が分かるので基本図(ベースマップ)と呼ばれることもあります。
日本では国土地理院が全国の地形図を整備しているのでゼロから地形図を作成する機会はあまりなく、更新作業が主体となっています。
多くの地図の基本となる地図ですので、より正確で丁寧なデータの作成を心がけています。
この地図を基に色々な地図を作成します
地形を確認したり位置を確認するなど一般的な地図の使用方法のほか、 オルソ画像と重ねたり、他の情報を書き込んだりするための白地図として利用します。航空写真を参考に作ります
航空写真などの上空からの映像を基に地形を判読して地図を作成します。 現在ではCADソフトを使用してデジタルデータを作成する方法が主流です。凡例を簡単に色分類で表示したり特定の種類の地形物だけを抽出して別の用途の地図に再加工するなど、 アナログデータ(紙に作図する方法)よりも利用方法が広がるからです。